Tokyo Metro To Me CARD PRIME PASMOは、通勤・通学に東京メトロを利用していて、ANAマイルを貯めていない方におすすめのクレジットカードです。ANAマイラーな東京メトロユーザーにはもちろん、ソラチカカードがおすすめですよ。

ところで、このTo Me CARD PRIME PASMOには、三菱UFJニコス株式会社発行のカードと株式会社ジェーシービー発行のカードの2種類あるのはご存知でしょうか?

東京メトロ側のサービスに関しては両社に違いはございません。一方、発行会社提供のサービスに関しては無視できない違いが存在します。その差を無視してカード申し込みをするのは看過できないほどに。

以下では、三菱UFJニコス株式会社及び株式会社ジェーシービー発行のTo Me CARD PRIME PASMOの比較を行います。

また、文章が長くなりそうなので、初めに結論だけ述べておくと、ポイント還元率が高くなる要素があり、付帯保険が充実しているNICOSブランドのTo Me CARD PRIME PASMOの方がよりおすすめです。

ポイント還元率がわいわいupでアップするNICOS、QUICPayでポイントが貯まるJCB

NICOS・JCBいずれのブランドのTo Me CARD PRIME PASMOも、毎月の利用金額1,000円毎に1ポイントのカード会社ポイントが貯まります。PASMOオートチャージの利用、定期券の購入もポイント積算対象!

NICOSはわいわいプレゼントポイント、JCBはOki Dokiポイントです。

両ポイント共に、200ポイントで1,000ポイントのメトロポイントに交換。つまり、NICOS・JCBいずれのブランドのTo Me CARD PRIME PASMOも、ショッピングの利用金額1,000円毎に5ポイント相当のメトロポイントが貯まるカードと言えます。

NICOSブランドのTo Me CARD PRIME PASMOには、「わいわいup」というわいわいプレゼントの優遇特典があります。当年度の利用金額(=毎年2月~翌年1月請求分)が100万円以上の場合、翌年度、基本ポイント付与率が20%アップ、当年度の利用金額が50万円以上100万円未満の場合、翌年度、基本ポイント付与率が10%アップします。

当年度100万円以上利用すれば、来年度は毎月の利用金額1,000円毎に1.2ポイントのわいわいプレゼントポイントが貯まるということですね。このようなポイント付与率の優遇制度は、JCBブランドのTo Me CARD PRIME PASMOにはありません。

一方、JCBブランドのTo Me CARD PRIME PASMOには、NICOSブランドのそれには無いメリットもあります。そのメリットとは、後払い方式のポストペイ型電子マネーQUICPayが利用できることと、プラスEXサービスが利用できることです。

QUICPayが利用できれば、おサイフケータイまたはQUICPay専用カードをかざすだけでサインも要らずにスピーディーに決済完了でき、Oki Dokiポイントも貯まります。

プラスEXサービスは、東海道新幹線のネット予約&IC乗車サービスのことで、パソコンやスマートフォンから東海道新幹線の指定席を予約・変更でき、予約後はプラスEXカードを改札機にタッチするだけで東海道新幹線に乗車することができます。このプラスEXサービスに申し込みできるクレジットカードは限定されていて、NICOSブランドのカードは全て不可なのですが、JCBブランドのTo Me CARD PRIME PASMOは申し込み可能です。

以上の比較検討からの結論としては、ポイント還元率を取るならNICOSブランド、ポイント獲得シーンの幅広さを取るならJCBブランドと言うことができるでしょう。

海外旅行傷害保険・ショッピング保険付きのTo Me CARD PRIME(NICOS)

NICOSブランドのTo Me CARD PRIME PASMOには、海外旅行傷害保険とショッピング保険が付帯します。JCBブランドのカードには付帯しません。これは大きな違いですね。

本会員 家族会員 備考
NICOS 2,100円 1,050円 毎年、50万円以上のカード利用で翌年度の年会費無料
JCB 420円

以上の比較表にある通り、NICOSブランドのTo Me CARD PRIMEは、JCBブランドのそれに比べて、家族会員の年会費は割高です。しかし、年間50万円以上のカード利用でどちらのブランドも本会員・家族会員の年会費が無料になりますから、年会費の観点からはどちらのカードにも優劣はないと見ていいでしょう。

年会費に実質的な差が見られないのに、NICOSブランドは海外旅行傷害保険とショッピング保険が付帯、JCBブランドは付帯なし。

補償という観点からは、NICOSブランドが圧勝と言っていいでしょう。

To Me CARD PRIME比較の結論

以上の検討結果から得られる結論を出すと以下のようになるでしょう。

QUICPayの利用、プラスEXサービスの利用を最重要視するなら、株式会社ジェーシービー発行のTo Me CARD PRIME PASMOがおすすめ。

QUICPay、プラスEXサービスの利用予定がない、または、利用機会の少ない人は、三菱UFJニコス株式会社発行のTo Me CARD PRIME PASMOがよろしいかと思います。

両カード共に、新規入会で2,000メトロポイントが貰えるキャンペーンをやっていますよ!2013年11月30日まで!

To Me CARD PRIME PASMOキャンペーン画像