今回のテーマは、「DCMX GOLDのメリット(ドコモプレミアクラブのゴールドステージ)は、デメリット(年会費10,000円+消費税)を上回るか?」です。

ドコモプレミアクラブは、NTTドコモの携帯電話ユーザーならどなたでも入会できる会員サービス。ステージが上がると、ドコモポイントの獲得率がアップします。ドコモポイントは携帯電話・付属品などのドコモ商品の購入や修理代金、「dマーケット」ショッピング代金への充当、DCMX(iD)クーポン、ANAマイル、JALマイルなどの素敵な商品に交換することが可能ですね。

このドコモプレミアクラブのポイントプログラムが、2014年4月付与分(2014年3月利用分)より大幅に改定されます。

ステージ決定条件が大幅に見なおされました。そして、際立つのが、DCMX GOLD会員の圧倒的優位性です。どういうことか?

DCMX GOLDのメリット「入会でドコモプレミアクラブのゴールドステージ」

新プログラムでは、従来の「前年の利用金額に応じたステージ設定」が廃止され、「ドコモ継続利用期間に応じたステージ設定」が行われることになりました。ドコモ継続利用期間が長ければ長いほど上のステージに行くことができ、ドコモポイント付与率もアップします。

例えば、利用期間が5年未満の場合、1stステージでポイント付与率は1,000円=5ポイント、15年以上の場合、グランプレミアステージでポイント付与率は1,000円=25ポイントです。

そして、ここからが問題なのですが、NTTドコモのクレジットカード「DCMX GOLD」の基本会員・家族会員は、ドコモ継続利用期間の長短にかかわらず、「ゴールドステージ」に設定され、なんと1,000円につき100ポイントのドコモポイントを獲得できます。還元率10%!DCMX GOLDを持つだけで、労せず、15年以上のヘビーユーザーの4倍のポイント付与率を実現できてしまうのです。反則?確かに反則ですね。

ただし、DCMX GOLDというのはゴールドカードですので、年会費が高いです。基本会員は10,000円(+消費税)、家族会員は1,000円(+消費税)かかります。ただし、家族カード1枚目は年会費無料です。

年会費10,000円(+消費税)のマイナスと、ドコモプレミアクラブのゴールドステージというプラス、果たしてどちらが大きいかというのが今回の問題です。

年会費というデメリットを上回るDCMX GOLDの特典の数々

今現在、NTTドコモのiPhone5SをMNPで契約すると、料金は月額で5,775円+通話料です。新規契約、機種変更、契約変更では、6,555円+通話料となります。

NTTドコモでiPhone5Sを契約すると、毎月7,000円の料金がかかると仮定しましょう。

この仮定のもとでは、無条件でドコモプレミアクラブのゴールドステージになれるDCMX GOLD会員の場合、毎月700ポイント、年間8,400ポイントのドコモポイントが貯まる計算です。

一方、ドコモの継続利用期間が5年未満の平会員は、毎月35ポイント、年間420ポイントしか貯まりません。

(8,400-420=)7,980ポイント分、DCMX GOLDユーザーがお得です。しかし、1ポイント=1円で計算したとしても、年会費10,000円(+消費税)のマイナスを相殺できません。

DCMX GOLDのメリットは、無条件でドコモプレミアクラブのゴールドステージに設定されることだけでしょうか?いえ、違いますね。

DCMX GOLDに入会すると、入会初年度は5,000円(税抜)の「ケータイ購入ご優待券」がプレゼントされます。2年目以降は、前年の利用金額が100万円以上で10,000円(税抜)の「ケータイ購入ご優待券」、前年の利用金額が200万円以上で20,000円(税抜)の「ケータイ購入ご優待券」がプレゼントされます。

また、最新の携帯電話をゴールドデスクにて先行予約する権利が与えられ、予約した機種については販売日当日に手元に届けられます。

DCMX GOLDケータイ補償として、購入から3年間は、紛失・盗難、水没・全損などの場合であっても、最大10万円まで購入費用のサポートがあります。iPhone利用者であれば、AppleCare+に加入している方が多いと思われますが、それも不要になります。なお、DCMX GOLDケータイ補償は家族カード会員も対象となりますので、配偶者、お子様がiPhoneを紛失・盗難、水没・全損させて場合でも最高10万円までのサポートが出ます。大学生の子息をお持ちのお父さん、お母さんにはおすすめですね。

本人会員及び家族会員には最高1億円の海外旅行傷害保険が自動的に付きます。DCMX GOLDの海外旅行傷害保険には海外航空便遅延費用特約も付帯。そして、同行する家族も対象となる家族特約も付いています。

本人会員及び家族会員に最高5,000万円の国内旅行傷害保険が利用付帯します。こちらも国内航空便遅延費用特約付きです。

国内で購入したもの、海外で購入したもの問わず、年間300万円までの「お買物あんしん保険」(引受会社:東京海上日動火災保険株式会社)が付いています。

国内空港ラウンジサービス、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ドコモラウンジのサービスも付きますよ。

これらメリットの金銭的価値を計上すれば、間違いなく、年会費10,000円(+消費税)のデメリットを上回るでしょう。

DCMX GOLDキャンペーン画像